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【Galaxy Fold】最新折りたたみスマホ、サムスンとファーウェイどちらが買い?歴代機種との違いは?【Mate X】

2月21日にサムスンから発表されたGalaxy Fold

そしてそれに追従するかのように24日にファーウェイから発表されたMate 5

今、シームレスな折りたたみスマートフォンがHOTですが、今までも他メーカーからいくつか発売されていました。

今回はGalaxy Fold&Mate 5の比較と一緒に、過去の機種も振り返ってみたいと思います。

 

Galaxy Fold vs Mate 5 徹底比較

SAMSUNG Galaxy Fold

 

 

https://www.galaxymobile.jp/galaxy-fold/images/galaxy-fold_kv_device.png

2019年2月20日サムスンから発表された、世界初の継ぎ目なし2画面折りたたみスマートフォン

折りたたむと4.6インチのスマートフォン、広げると7.3インチのタブレットとして使える内開きタイプ

内側のディスプレイはシームレスな有機ELパネルで、今までの折りたたみ端末のウィークポイントを全て解消した、理想の2画面折りたたみスマートフォンです。

 

HUAWEI Mate X

https://consumer.huawei.com/content/dam/huawei-cbg-site/common/mkt/pdp/phones/mate-x/img/kv-img/Huawei-Mate-X18.jpg

2019年2月24日にファーウェイから発表された、同じく継ぎ目なし2画面折りたたみスマートフォン

折りたたむと6.6インチのスマートフォン、広げると8.0インチのタブレットとして使える外開きタイプ

 

https://consumer-img.huawei.com/content/dam/huawei-cbg-site/common/mkt/pdp/phones/mate-x/img/Huawei-Mate-X-Camera-Mirror-Shooting-2.png

前面は大画面、後面はサイドにカメラが付いた6.38インチのディスプレイとして使用でき、自撮りも高画質なメインカメラで楽しめます。

 

Galaxy Fold vs Mate 5 スペック&価格比較

さて、どちらも注目のハイスペック端末。

主要スペックと価格を比較してみましょう。

 

  Galaxy Fold HUAWEI Mate X
メインディスプレイ 4.6inch有機EL 1960x840 6.6inch有機EL 1148×2480
サブディスプレイ なし 6.38inch有機EL 892×2480
タブレット 7.3inch有機EL 1960 x 840 8inch有機EL 2200×2480
CPU Snapdragon 855 Kirin 980
RAM 12GB 8GB
ROM 512GB 512GB
カメラ 16+12+12MP 40+16+8MP
バッテリー 4380mAh 4500mAh
価格(予想) 1980ドル 22万円~ 2299ユーロ 29万円~
外部ストレージ 非対応 NM Card対応

どちらも十分すぎるほどに高性能。

大きめのスペック差は画面サイズとRAM容量、カメラの3点。

ファーウェイはかなり強気の価格設定

画面サイズとカメラで選ぶならHUAWEI Mate X、コスパとRAM容量で選ぶならGalaxy Foldですね。

(ただ、スマートフォンのカメラはソフトウェア処理も大事なので、スペックだけでは判断できませんが……)

ここから先は今までの折りたたみ端末を復習してみましょう。

 

歴代2画面折りたたみスマートフォンを振り返る

1. 2011年発売 SONY Tablet P

https://www.sony.jp/products/picture/p1.jpg

当時はスマートフォンではなくタブレットと売り出されていましたが、一応……

2011年10月28日にソニーから発売された、Androidとしては世界初であろう2画面折りたたみ端末。

5.5インチのディスプレイを2枚搭載の内開きタイプ

マルチウィンドウには対応しておらず、下の画面は操作(キーボードやゲームパッド)、もしくはソニーのスモールアプリの表示に限られていました。

 

2. 2013年発売 NEC MEDIAS W

http://www.n-keitai.com/n-05e/tc8git000000cmmt-img/tc8git000000cnf0.jpg

2013年4月18日にNECから発売された、2画面折りたたみスマートフォン

折りたたむと4.3インチのスマートフォン、広げると5.6インチのタブレットとして使える外開きタイプ

Android 4.1ながらマルチウィンドウに対応しており、2画面別々にアプリを立ち上げることができました。

http://www.n-keitai.com/n-05e/tc8git000000cmmt-img/tc8git000000cnf8.jpg

しかし、ベゼルの幅が広い、マルチウィンドウは一部のアプリのみ、RAMが1GBなど、完成度は今ひとつ。販売台数も残念な結果に終わってしまいました。

 

3. 2018年発売 ZTE M

https://cas.nttdocomo.co.jp/flcache_data/product/catalogue/smart_phone/z01k/mv_01.png

 

2018年2月9日にZTEから発売された、MEDIASから4年の時を経て登場の2画面折りたたみスマートフォン

折りたたむと5.2インチのスマートフォン、広げると6.8インチのタブレットとして使える外開きタイプ

CPU:Snapdragon 821、RAM:4GB、バッテリー:2930mAhとスペックも十分高く、2画面折りたたみスマートフォンとしては初めて不満なく常用できるレベルの製品といったところでしょうか。

ベゼルも細いので、2画面を活かせている感が強いですね。

 

サムスンとファーウェイ以外のメーカーの動向について

japanese.engadget.com

OPPOもひっそり(?)と発表しています。

ただ、こちらは発売予定はなく、あくまで参考展示です。

 

まとめ

今まで技術発表こそあったものの、なかなか製品化しなかったシームレス折りたたみディスプレイ端末。

ここに来て突然の発表ラッシュとなりましたが、まだ黎明期なので値段も高く、耐久性も不安が残ります。

ただ、サムスンとファーウェイの2大ブランドからの発表ですから、今後OPPO以外のメーカーからも発表がありそうな予感。

数年後に定着しているか、過去の遺物と化しているか……今後の動向に注目ですね。