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【実機レビュー】XBA-A2は迫力の重低音を楽しめるハイレゾ対応ハイブリッド型イヤホン

発売当時から愛用しているイヤホン「XBA-A2」をレビューしたいと思います。

ハイブリッド型イヤホンとは?

一般的なイヤホンはダイナミック型ドライバーというユニットを1基搭載していて、そこから音が出てきますが、XBA-A2はダイナミック型ドライバー2基とバランスド・アーマチュア型ドライバー1基の計3基のドライバーを搭載しています。

つまり、異なる2種類のドライバーを搭載しているので"ハイブリッド型"と呼ばれているわけです。

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ダイナミック型は最もメジャーな駆動方式で、世の中のほとんどのスピーカーやヘッドホンに採用されており、広い再生周波数帯域と深みのある重低音が特徴です。可もなく不可もなく、オールラウンダーな音といった感じ。

バランスド・アーマチュア型はダイナミック型と比べて再生周波数帯域も狭く重低音の量感も少ないですが、ダイナミック型よりも繊細で高解像度な音が特徴です。女性ボーカルやシンプルなサウンドの音楽で本領発揮します。

両者とも、聴き比べると違いがよくわかります。ハイブリッド型はこの2種類の駆動方式のいいとこ取りをしているわけです。

いざ、開封

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 外箱から中身を引っ張ると、黒一色で高級感のある内箱が出てきます。

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内箱を開けると、やっとXBA-A2とご対面。スポンジの上に乗せられています。

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標準のケーブルとスマートフォン用のマイクとスイッチ付のケーブルが入っています。
ケーブルは簡単に着脱できるので、断線しても安心です。

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コネクタ部はL字型なので、ポータブル環境でも使いやすいです。 

音質について

XBA-A2は一言で言うと派手で攻撃的なサウンドです。強めのドンシャリサウンドで、かなり濃い味付け。

でも違和感や不自然さを覚える音ではなく、聴いていて楽しくなってくるような、そんなサウンドです。音楽が破綻しないギリギリのラインをついているような絶妙なチューニングといえます。言わば、高級なドンシャリサウンドです。

重低音がすごい!

特に重低音は目を張るものがあります。

まるで大口径のスピーカーで聴いているような量感。

聴いていて気持ちがいいですね。

中高音もきれい!

中高音域はバランスド・アーマチュア型ドライバーがメインなので、繊細で綺麗な音作りをしています。高音域はどこまで伸びていくような感覚。

ただ、先述の重低音の主張が大きく、バランスド・アーマチュア型ドライバーらしさは少し影に埋もれてしまっているような印象もありました。

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遮音性について

純正のイヤーピースだと並です。いわゆるカナル型イヤホンの平均的な遮音性能。

正直、電車移動だとちょっと不満が残るレベルだったので、サードパーティー製のイヤーピースを購入しました。 

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コンプライのイヤホンチップです。少々高価ですが、遮音性能は非常に高いので確実に遮音性&音質UPでき、オススメです! 

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装着するとこんな感じ。純正よりちょっとお洒落?

まとめ

XBA-A2はソニーらしい音をとことん突き詰めたような、そんな印象を受けました。

この特徴的なプレミアムドンシャリサウンドは、ソニーにしかできない音作りでは?

ノリよく音楽を楽しみたいなら間違いなくオススメです!