CARDEGI カーデジ

車、デジタルモノ、旅行などなど。

社会人2年目でマツダ・ロードスターからポルシェ・ボクスターへ乗り換えた話【前編】

まだ年収がそこまで多くない社会人2年目が頑張ってポルシェ・ボクスターを購入し、感じたことについて書いてみようと思う。

前回の記事↓

cardegi.hatenablog.com

乗り換え前の愛車

免許取得後に初めて買った車はマツダ・ロードスター(NB)だ。

DSC02835

走行距離8万キロ、MT、修復歴なしで60万円ほどした。

車を買う前から大学の自動車部でよく運転していたこともあり、納車後すぐに腕に馴染んだ。とにかく乗りやすいスポーツカーだった。

元々オープンカーにそこまで興味はなかったが、ロードスターと共に走るうちにオープンドライブにハマっていった。

それなりに走っている個体だったが、これといったトラブルもなく、お財布に優しいカーライフを送ることができた。

今でもマツダのディーラーで部品を買えるし(安いリビルト品も多い)、オーナーの多さから情報も多いので、初めてのスポーツカーにちょうどいい一台だと思う。

DSC03879

ボクスターを選んだ理由

ロードスターの初めての車検が近付いてきた頃、貯金も貯まっていたので乗り換えを考え始めた。

次の車もオープンスポーツカーのMTという条件で探していた時、ボクスターが目に留まる。

人生で一度は乗ってみたいポルシェ、ミッドシップレイアウト、電動ソフトトップ……型落ちなら300万円で状態良さそうな個体が狙えそうということで、ボクスターに絞って車選びをした。

987なら古すぎない年式で手が届く

986はあまりデザインが好みではなかったのと年式が結構経っているので除外、981は相場が500万円を超えるため予算オーバー、というわけで987を選択。

カーセンサーやグーネットで毎日のように探していたところ、ベースグレードのイエローで希少なタンカラー内装の6MT車が見付かり、これだ!と確信した。

DSC06833

岐阜で下見して即決

2017年4月、自宅から遠く離れた岐阜のショップへ。

事前に営業さんには下見だけしたいと伝えつつ、ハンコをカバンに入れて買う気満々でショップを訪れた。

美しいスピードイエローのボディー、多少ヤレはあるもののお洒落なインテリア、曇りのないヘッドライトが気に入り、その場でハンコを押した。

走行距離3.3万キロで250万円という安さもあって、そこまで悩まなかったと記憶している。

ファーストインプレッション

ロードスターからボクスターへ乗り換えて最初に感じたのは「大きい!速い!」だった。

DSC08901

慣れない左ハンドルに3ナンバーのボディーは、ロードスター上がりの僕にとっては大きく感じた。

そしてなによりもパワーが違う。ベースグレードなのでそこまで高出力ではないが、1600ccのロードスターと比べると段違いだ。

また、速度を出しても車体の安定感が抜群で、これがドイツ……ポルシェのスポーツカーかと感動を覚えた。

とにかく事故を起こさないように慎重に運転し続けた結果……一週間後には慣れることができた。

水平対向6気筒エンジンは最高

DSC09267

ボクスターはポルシェのエントリーモデルではあるが、排気量が小さいだけでエンジンの基本的な構成は911と同等である。

後ろから聞こえてくるエンジンサウンドは最高に気持ちよく、特にオープン時は透き通った音がとても心地よい

また、アクセルペダルを踏み込んでから加速するまでのレスポンスがとても速く、微妙な踏み込み量の調整にも細かく応えてくれるので、非常にスポーティーに感じた。

機敏なハンドリングとよく動く足回り

ハンドルはドイツ車らしく重めだが、ミッドシップらしく鼻先は軽く動くので、ハンドリングのレスポンスは鋭い。

DSC09231

PASM装着車のため、足回りはノーマルとスポーツが選べる。ノーマルモードはしっとりしていて柔らかく、それでいてよく動くセッティングで、快適にクルージングできそうなフィーリングだった。

スポーツモードはかなり固めで路面の状況を余すことなく伝えてくれる。こちらの方が運転していて楽しく感じた。

まとめ

ロードスターからボクスターへの乗り換えは、オープンスポーツカーの正統なステップアップだと思う。

全ての性能がワンランク、いやスリーランクほど上がるので、"出来の良いオープンスポーツカー"に乗りたい人には最適だと感じた。

次回はインテリアやトランク、幌などについて書いていきたいと思う。

関連記事

cardegi.hatenablog.com